Garmin(ガーミン)の人気エントリースマートウォッチである“vivoactiveシリーズ”の2025年新型「vivoactive 6(ヴィヴォアクティブ6)」が登場。vivoactive 5の後継機として登場し、眠りが浅い時に起こしてくれるスマート起床アラームや、個々に合った今日のおすすめフィットネスメニューを提案してくれるおすすめワークアウトなど注目機能を新搭載。
今回の記事では、vivoactiveシリーズの2025年最新モデルのvivoactive 6が前作のvivoactive 5からどのように進化したのか、vivoactive 6と5の違いを紹介しています。また、同じくガーミンを代表するスマートウォッチであり、vivoactiveシリーズの上位に位置するVenu 3と比較しての違いも紹介しています。今買うなら、最新の6か、値下がりしている旧作の5か、それとも上位モデルのVenu 3か、迷っているという人は是非参考に。
目次
Garmin vivoactive 6とは
Garmin vivoactive 6(ガーミンヴィヴォアクティブ6)とは、先進の睡眠モニタリングをはじめとする健康管理機能や、アクティブな毎日をサポートするフィットネス機能が充実した、ガーミンのエントリースマートウォッチ“vivoactiveシリーズ”の2025年最新作です。2023年発売モデルのvivoactive 5の後継機として登場し、2025年4月10日発売開始。
2025年新型のvivoactive 6の最大の特徴は、睡眠ステージや睡眠スコア、睡眠コーチ、昼寝検出など充実した睡眠機能に、眠りの浅いタイミングで起こしてくれる「スマート起床アラーム」が加わり、より睡眠機能が強化されたところです。また、ランニングダイナミクスや今日のおすすめワークアウト、動画ワークアウトなども実装され、フィットネスウォッチとしての実力も大幅に上がっており、よりアクティブなシーンで活用しやすくなっています。

ジャスパーグリーン/ボーン/ブラック/ピンクダウン
高精細AMOLEDディスプレイによる美しい画面表示、最大11日間連続稼働出来るロングバッテリー、便利な通知機能、スマホなしで音楽再生出来る音楽プレーヤー機能、手元をかざすだけでキャッシュレス決済出来るSuica決済機能などを備えているところはvivoactive 5と同じ。
また、今作のvivoactive 6は、Black(ブラック)、Bone(ボーン)、Jasper Green(ジャスパーグリーン)、Pink Dawn(ピンクダウン)の4色展開。サイズは男性でも女性でも着用しやすい42mmサイズの1サイズ展開です。
Garmin vivoactive 6と5を比較し、vivoactive 6が進化したところ

左:vivoactive 6、右:vivoactive 5
- 新機能“スマート起床アラーム”
- ランニング機能強化
- おすすめワークアウト(ウォーク)対応
- ワークアウト動画対応
- 内蔵メモリ増強
- ボディ薄型化
Garmin(ガーミン)の大人気スマートウォッチ“vivoactiveシリーズ”の2025年最新モデルであるvivoactive 6は、旧作のvivoactive 5からどのように変わったのか気になるところ。vivoactive 6とvivoactive 5を比較しての違いであり、主な進化ポイントは上記の通り、「スマート起床アラーム」、「ランニング機能」、「おすすめワークアウト(ウォーク)」、「ワークアウト動画」、「内蔵メモリ」、「ボディ」の6点です。
進化①スマート起床アラーム搭載

スマート起床アラーム
vivoactive 6の最大の進化であり、注目の新機能は、スマート起床アラームです。スマート起床アラームとは、睡眠サイクルを解析し眠りが浅い時(レム睡眠時)にアラームで起こしてくれる機能です。例えば朝8時にアラームを設定した場合、その30分前の7時30分から8時までの間の眠りが浅いタイミングで起こしてくれるという仕組みです。睡眠サイクルにおいて眠りが浅いタイミングが一番スッキリと目覚められるため、気持ちの良い朝を迎えることが出来ます。このスマート起床アラームはガーミンの2025年新機能であり、他のガーミン製ウォッチを差し置いてvivoactive 6が初搭載機種となります。
進化②ランニング機能を大幅強化

ランニングダイナミクス/ランニングパワー/PacePro(※表示例はForerunner 165)
vivoactive 6は5からランニング機能を大幅に強化しています。旧作の5は、GPSによる走行距離測定や心拍ゾーン表示、VO2MAX(最大酸素摂取量)、リカバリータイムなど必要最低限のランニング機能しか無かったのですが、新作の6には、マラソンの完走タイムの予測機能「レース予想タイム」や、ランニングフォーム分析機能「ランニングダイナミクス」、地面へのパワーを計測する「ランニングパワー」、マラソン大会でのペース管理に役立つ「PacePro」など、より専門性の高いランニング機能を実装しています。ランナー向けGPSウォッチの入門機Forerunner 165にも匹敵するランニング機能となっているため、ハーフマラソンやフルマラソンを走るランナーにも使いやすいウォッチへと変貌しています。
進化③おすすめワークアウト対応

おすすめワークアウト
vivoactive 6には5には無かった今日のおすすめワークアウト(ウォーク)が追加されています。今日のおすすめワークアウトとは、ユーザーのVO2MAX推定値やリカバリータイム、睡眠データ、最近実行したワークアウトのプロフィールなどのデータを考慮し、今日やるべきおすすめメニューをガーミンが提案してくれるという機能です。対象ワークアウトはウォークのみですが、毎日のフィットネスとしてウォーキングを日課にしている、あるいはしたいと思っている人は嬉しい機能です。単純に歩くだけではなく、歩くペースや歩く時間、歩き方なんかもガーミンがおすすめを提示してくれるのです。
進化④ワークアウト動画

ワークアウト動画(※表示例はVenu 3)
vivoactive 5には無かったワークアウト動画が6に追加。ワークアウト動画とは、各種ワークアウトメニューを手元のアニメーション動画で視覚的にわかりやすく提案してくれるもの。筋トレやヨガなど多彩なワークアウト動画があります。
進化⑤内蔵メモリ増強
vivoactive 6は内蔵メモリが5の4GBから2倍の8GBへと増強されています。vivoactiveシリーズでは時計本体に音楽データを保存し、スマホなしで時計単体で音楽再生出来ますが、内蔵メモリ増強により従来よりも多くの音楽データを保存出来るようになりました。
進化⑥ボディ薄型化
vivoactive 6は5から外観上の大きな変化はありませんが、ボディの厚みが11.1mmから10.9mmへと僅かではありますが薄型化しています。それにより着用時の快適性が向上し、以前にも増して睡眠中にも邪魔になりにくくなっています。
Garmin vivoactive 6とVenu 3を比較しての違い

左:vivoactive 6、右:Venu 3
Garmin(ガーミン)の2025年最新エントリースマートウォッチとして登場したvivoactive 6は旧作のvivoactive 5から、目玉機能のスマート起床アラームを筆頭に、睡眠機能やフィットネス機能が強化されています。では、vivoactiveシリーズの上位モデルであるVenuシリーズの現行モデルVenu 3と比較するとどうか。2025年最新モデルであり、新機能のスマート起床アラームを搭載したvivoactive 6ですが、「ベゼル素材」や「マイク・スピーカー」、「高度気圧計」の3点では、Venu 3と比べると劣ります。
違い①ベゼル素材
2025年モデルのvivoactive 6と2023年モデルのVenu 3の大きな違いの一つ目は、ベゼル素材。vivoactive 6はアルミニウム、Venu 3はステンレススチールであり、Venu 3の方が高級感がある外観となっています。Venuシリーズはvivoactiveシリーズの上位シリーズの位置付けであるため、アルミベゼルか、ステンレスベゼルかがデザイン面での大きな差別化となっています。
違い②マイク・スピーカーの有無
vivoactive 6とVenu 3の大きな違いの二つ目は、マイクとスピーカーの有無。Venu 3は時計内にマイクとスピーカーを搭載しているため、Bluetooth通話やう音声アシスタントに対応しています。一方、vivoactive 6はマイクとスピーカーは非搭載で、当然Bluetooth通話非対応です。
違い③気圧高度計の有無
vivoactive 6とVenu 3の大きな違いの三つ目は、気圧高度計の有無。Venu 3は気圧高度計を内蔵し、登山やトレランなどのアクティビティ中に総上昇量や高度、総下降量などの高度データを確認出来ます。一方、vivoactive 6は気圧高度計を内蔵していないため、アクティビティ中にリアルタイムに高度情報を取得することが出来ません。
Garmin vivoactive 6と5、Venu 3のスペック比較表
機種 | vivoactive5 | vivoactive6 | Venu3 |
---|---|---|---|
画像 | ![]() |
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販売ページ | amazon | amazon | amazon |
発売日 | 2023年10月11日 | 2025年4月10日 | 2023年9月7日 |
価格 | 39,800円 | 52,800円 | 60,800円 |
サイズ | 42.2x42.2x11.1mm | 42.2x42.2x10.9mm | 45x45x12mm |
重量 | 23g (バンド込36g) |
23g (バンド込36g) |
30g (バンド込47g) |
レンズ | Corning Gorilla Glass 3 | Corning Gorilla Glass 3 | Corning Gorilla Glass 3 |
ベゼル | アルミニウム | アルミニウム | ステンレススチール |
ケース | FRP | FRP | FRP |
ストラップ | シリコン | シリコン | シリコン |
ディスプレイサイズ | 1.2インチ | 1.2インチ | 1.4インチ |
ディスプレイタイプ | AMOLED | AMOLED | AMOLED |
解像度 | 390x390 | 390x390 | 454x454 |
タッチスクリーン | ○ | ○ | ○ |
カラー表示 | ○ | ○ | ○ |
防水 | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM |
バッテリー (スマートウォッチモード) |
11日間 | 11日間 | 14日間 |
バッテリー(GPSモード) | 21時間 | 21時間 | 26時間 |
内蔵メモリ | 4GB | 8GB | 8GB |
通知 | ○ | ○ | ○ |
メール返信 (Androidのみ) |
○ | ○ | ○ |
通話 | - | - | ○ |
音楽保存 | ○ | ○ | ○ |
Garmin Pay | ○ | ○ | ○ |
Suica | ○ | ○ | ○ |
音声アシスタント | - | - | ○ |
アクティビティ中の事故検出 | ○ | ○ | ○ |
救助要請 | ○ | ○ | ○ |
歩数/移動距離/消費カロリー | ○ | ○ | ○ |
Moveアラート | ○ | ○ | ○ |
Moveアラートの動作オプション | - | ○ | - |
週間運動量 | ○ | ○ | ○ |
心拍数 | ○ | ○ | ○ |
呼吸数 | ○ | ○ | ○ |
血中酸素 | ○ | ○ | ○ |
睡眠モニタリング | ○ | ○ | ○ |
睡眠コーチ | ○ | ○ | ○ |
昼寝検出 | ○ | ○ | ○ |
スマート起床アラーム | - | ○ | - |
HRVステータス | ○ | ○ | ○ |
モーニングレポート | ○ | ○ | ○ |
フィットネス年齢 | ○ | ○ | ○ |
Body Battery | ○ | ○ | ○ |
ストレスレベル | ○ | ○ | ○ |
ブレスワーク | ○ | ○ | ○ |
瞑想 | ○ | ○ | ○ |
水分補給トラッキング | ○ | ○ | ○ |
女性のための健康トラッキング | ○ | ○ | ○ |
ヘルススナップショット | ○ | ○ | ○ |
時差ぼけアドバイザー | - | - | ○ |
GPS | ○ (GPS/GLONASS/Galileo/みちびき) |
○ (GPS/GLONASS/Galileo/みちびき/BeiDou) |
○ (GPS/GLONASS/Galileo/みちびき) |
コンパス | ○ | ○ | ○ |
気圧高度計 | - | - | ○ |
総上昇量/下降量 | - | - | ○ |
スタート地点へのナビゲーション | ○ | ○ | ○ |
GPSによる距離・タイム・ペース計測 | ○ | ○ | ○ |
心拍ゾーン | ○ | ○ | ○ |
VO2MAX | ○ | ○ | ○ |
リカバリータイム | ○ | ○ | ○ |
レース予想タイム | - | ○ | - |
ランニングダイナミクス | - | ○ | - |
ランニングパワー | - | ○ | - |
PacePro | - | ○ | - |
トレーニング効果(有酸素・無酸素) | - | ○ | - |
Garminコーチ | ○ (ラン) |
○ (ラン・筋トレ) |
○ (ラン) |
おすすめワークアウト | - | ○ (ウォーク) |
- |
ワークアウト動画表示 | - | ○ | ○ |
鍛える筋肉の部分を示すグラフィックスを画面に表示 | ○ | ○ | ○ |
サイクリング機能 | ○ | ○ | ○ |
スイム機能 | ○ | ○ | ○ |
ゴルフ機能 | ○ | ○ | ○ |
Garmin vivoactive 6と5、Venu 3、今選ぶならどれがおすすめ??
今選ぶなら、vivoactive 6がおすすめ!!
今、Garmin(ガーミン)のスマートウォッチを選ぶなら、vivoactiveシリーズの2025年最新作である「vivoactive 6(ヴィヴォアクティブ6)」がおすすめです。初めてスマートウォッチを購入するという人の最初の1台にも、他社のスマートウォッチからの乗り換えに長時間バッテリーのガーミンを選びたいという人にも、vivoactive 6がおすすめ。
vivoactive 6の最大の魅力は、健康機能とフィットネス機能両面で非常に完成度の高いスマートウォッチである点です。まず、2025年新機能であるスマート起床アラームが非常に魅力的。時計が眠りの浅さを感知し気持ちよく目覚められるタイミングで起こしてくれるので最高の朝を迎えることが出来ます。睡眠機能は、睡眠の質が分かる睡眠ステージに、睡眠の質を客観的数値で把握出来る睡眠スコア、睡眠のアドバイスをくれる睡眠コーチ、昼寝や仮眠も検知してくれるお昼寝検知と、とにかく睡眠機能がすごい。また、定番のヘルスケア機能である心拍、血中酸素、ストレスレベルなどに加え、Body Batteryにフィットネス年齢に、モーニングレポートにと、他社にはなかなかない魅力的な健康関連の機能が充実しまくり。
さらに、旧作5では物足りなかったランニング機能が強化され、マラソン大会を目指すランナーの相棒としても使えるスマートウォッチに。旧作5よりは値上がりしたものの、Venuシリーズよりは安く買えるため、今買うならvivoactive 6がおすすめ。
安く買うなら、vivoactive 5がおすすめ!!
最新作のvivoactive 6はやや高いと感じる人は、絶賛値下がり中の旧作5を選んでみるのもおすすめです。
vivoactive 6の新機能のスマート起床アラームや、新搭載のランニング機能(ランニングダイナミクス・ランニングパワー・PacePro等)、今日のおすすめワークアウト、ワークアウト動画などに値段に見合うだけの特に魅力を感じないなら2023年モデルのvivoacitve 5でも十分です。vivoactive 5も、高精細AMOLEDディスプレイを搭載し、長時間バッテリーを備え、多彩な健康管理機能を用意し、様々なフィットネスで活用出来るなど、毎日の様々なシーンで十分便利に活用出来る機種です。
初めてのスマートウォッチを買うにあたり、少しでも購入予算を抑えたいなら、新作登場で値段が下がりお買い得価格となっている5を選んでみると良いでしょう。
通話機能も求めるなら、Venu 3がおすすめ!!
2025年新登場のvivoactive 6の機能性に不満を感じるなら、vivoactiveシリーズの上位に位置するVenu 3を選んでみるのもおすすめです。
vivoactive 6とVenu 3を比較した場合、見た目の高級感とBluetooth通話に対応しているのがVenu 3の大きな強みです。Venu 3はvivoactive 6のアルミベゼルよりも高級感漂うステンレススチールベゼルを採用しているため、おしゃれで高級感があります。また、通話の際、ハンズフリー通話が出来るのもVenu 3の特権です。少しでも高級感あるスマートウォッチが欲しい、Bluetooth通話は使いたいという人は、Venu 3を選んでみましょう。
2025年新登場のvivoactive 6に、健康もフィットネスもサポートしてもらおう!
Garmin(ガーミン)を代表する人気モデルであるvivoactiveシリーズの2025年最新作vivoactive 6が遂に登場。vivoactive 5の後継モデルであるvivoactive 6は、目玉機能のスマート起床アラームを筆頭に、健康機能やフィットネス機能が強化されています。特に、睡眠機能の充実度が増しているので、睡眠中も含め1日24時間ずっと装着しておきたいところ。また、ランニングなどのフィットネス機能も強化されているため、健康にフィットネスに、vivoactive 6をフル活用してみましょう。