登山やトレランなどのアウトドアアクティビティを楽しむ人に人気の高いスマートウォッチメーカーであるSUUNTO(スント)。スントのスマートウォッチはたくさん種類があり、どの機種を選んだら良いのか迷うところ。今回の記事では、スントの最新スマートウォッチを比較し、今選ぶべきおすすめモデルはどれかを紹介しています。スントのスマートウォッチってどうなの?と気になっている人も、スントのおすすめ機種を知りたいという人も是非参考に。
目次
スントとは

| 名称 | SUUNTO(スント) |
| メーカー | SUUNTO(スント) |
| 国 | フィンランド |
| 対応OS | iOS/Android OS |
そもそもSUUNTO(スント)とはどんなメーカーか。スントとは、北欧フィンランド生まれの精密機器メーカーです。ブランド創業当初から技術力に優れたコンパスメーカーとして知られ、現在では高性能なスマートウォッチやダイブコンピューターを展開するブランドとして世界的に高い人気を誇ります。
スントのスマートウォッチは過酷な環境下でも精細で正確に動作する高い精度とタフさを備えており、特に登山家やトレイルランナーなどから高い評判を得ています。また、北欧発祥のスマートウォッチらしく、シンプルかつスタイリッシュなデザインであり、世界中に多くのファンを抱え、日本でも多くの芸能人や有名インフルエンサーがファッション時計としてもスントを愛用しています。見た目に高級感もあり、ビジネスウォッチとして活用するビジネスマンも意外と多いです。
スントのスマートウォッチを選ぶメリット

- おしゃれでデザイン
- タフなボディ
- 長時間バッテリー
- 頼もしいアウトドア機能
- 多彩なトレーニング指標
SUUNTO(スント)のスマートウォッチには、上記のように、「見た目がおしゃれ」、「タフネスボディ」、「ロングバッテリー」、「アウトドア機能」、「トレーニング指標」などのメリットがあります。もし、これらの点に魅力を感じるなら、スントのスマートウォッチを選んでみるのがおすすめです。
北欧らしいおしゃれなデザイン

スントのスマートウォッチの最大の魅力は、フィンランド生まれのスマートウォッチらしい、シンプルでおしゃれな北欧デザインです。北欧のミニマリズムデザインに、装飾として細身の金属製ベゼルを採用し、高級感のある端正なルックスとなっています。また、多くの機種で、ベゼルは光沢感が魅力のステンレススチールか、マットな光沢感で大人の雰囲気漂うチタニウムか選ぶことが出来ます。
タフなボディ

スントのスマートウォッチは、世界中の冒険家から愛されるように、タフネスウォッチである点も魅力的です。スントの多くの機種が、サファイアクリスタルガラス、100m耐水設計、動作温度-20〜55℃、米軍物資調達基準MIL-STD810Hなどのスペックを備え、傷に強く、衝撃に強く、水に強く、氷点下に強く、高温環境に強いタフネス仕様です。登山やトレラン、マウンテンバイク、マリンスポーツなどのアクティビティでも安心して使えます。
長時間バッテリー

スントのスマートウォッチは機能面ではバッテリー持ちが良いのが魅力的です。スントのスマートウォッチなら通常使用で有に1週間以上バッテリーが持ちます。機種によっては、2週間以上、3週間以上、さらには1ヶ月もバッテリーが持つ超ロングバッテリー仕様もあります。また、内蔵GPSセンサーを活用しアクティビティログを取るGPSモードでも、優に1日以上バッテリーが持つのも凄いところです。また、GPS計測はパフォーマンスモード・エンデュランスモード・ウルトラモード・ツアーモードの4種類あり、GPS精度を落とすことでより長い時間(日数)GPS計測が可能となっています。長時間動き続ける登山やトレイルランニングなどのアクティビティでも安心ですし、数日間にわたり開催される大会でも活用出来ます。
頼もしいアウトドア機能

スントはもともと冒険家であるトーマス・ヴォホロネンにより設立された会社であり、冒険家のためのコンパスやスマートウォッチなどを開発する精密機器メーカーであるため、アウトドア機能が非常に充実しています。気圧高度計やコンパス、日の出・日の入り時刻表示、ウェザーアラーム、血中酸素で高度順応、GPSナビゲーション機能、オフラインマップ、長時間バッテリーなどアウトドアシーンで頼りになる機能が盛りだくさんです。
多彩なトレーニング指標

スントのスマートウォッチはランナー向けのトレーニング機能も充実し、トレイルランナーはもちろんのこと、ハーフマラソンやフルマラソンを走るマラソンランナーにも人気が高いです。ランナー向け機能として、GPSによる走行距離計測やペース表示が出来るのはもちろん、VO2MAX測定やランニングパワー計測、ワークアウト中の地図ナビなどの機能を備えています。さらに、トレーニング回復やトレーニング負荷、進行状況などのトレーニング指標を確認出来るのも便利です。
スントのスマートウォッチの全種類の特徴
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SUUNTO(スント)のスマートウォッチにはどんな種類があるのか。スント製スマートウォッチはこれまでたくさんの種類の機種が販売されてきましたが、2025年最新機種を含め現行機種は、「SUUNTO RUN」と「SUUNTO RACE S」、「SUUNTO RACE 2」、「SUUNTO VERTICAL」、「SUUNTO OCEAN」の5種類です。
SUUNTO RUN

- SUUNTOのRUN特化モデル
- 定価4万円台前半で買える高コスパ
- 小型&薄型&軽量で快適な装着感
- 高精細AMOLEDディスプレイ採用
- 精度の高いデュアルバンドGPS対応
SUUNTO RUN(スントラン)は、2025年5月13日に発売されたロードレースを走るランナー向けのランニング特化スポーツウォッチです。より幅広いアウトドアスポーツに対応したRACEシリーズよりも対象ユーザーや機能性を絞ることで低価格を実現した、いわばエントリーモデル。SUUNTO RUNの最大の特徴は、北欧ブランドであるSUUNTOのシンプルでおしゃれなGPSウォッチが定価4万円台前半で買える圧倒的なコスパの良さです。ケースは46mmサイズで男性でも女性でも着用しやすい絶妙なサイズ感で、厚みが11.5mmと薄く、重量が36gと軽く、ランニングや睡眠中でも快適に装着出来る点も特徴的です。
低価格モデルですが、高精細AMOLEDディスプレイを採用し、最大12日間のロングバッテリーを搭載し、高精度のデュアルバンドGPSに対応し、32種類以上のスポーツモードを備えるなど、初めてのランニングウォッチ、スポーツウォッチとして十分過ぎるスペックとなっています。また、通知機能や音楽オフライン再生機能、睡眠機能、血中酸素測定などを備えるなど、普段使いのスマートウォッチとしても十分なスペックです。

SUUNTO RACE S

- 多機能なRACEシリーズのコンパクトモデル
- 45mmサイズだから女性でも着用しやすい
- SUNNTOらしいシンプルかつ高級感あるデザイン
- デュアルバンドGPSで最大30時間のバッテリー持ち
- オフラインマップ表示にも対応
SUUNTO RACE S(スントレースS)は、2024年7月3日に発売されたハイパフォーマンスウォッチである“RACEシリーズ”のコンパクトモデルです。マラソンやトレイルランニング、登山、ハイキング、サイクリングなど様々なアウトドアアクティビティに対応した高性能モデルの小型版。SUNNTO RACE Sの最大の特徴は、45mmの小さめのケースサイズを採用し、華奢な女性でもおしゃれに着用出来るコンパクトな高性能スポーツウォッチである点です。厚みも11.4mmと薄く、重量も60gと比較的軽いため、コンパクトで軽いスポーツウォッチを求める女性に人気。もちろん、手首細めの男性にも人気があります。
また、SUUNTOの上位スマートウォッチであるため、最高のGPS精度を誇るハイパフォーマンスモードでも最大30時間稼働出来るロングバッテリーや、スマホなしにオフライン環境下で地図を画面に表示出来る機能、95種類以上のスポーツモードなど、ロードからトレイルまで様々なアウトドアアクティビティを楽しむ人にぴったりなスペック。さらに、SUUNTOらしい、北欧スタイルのシンプルかつ洗練されたシルエットに、光沢感あるステンレススチールベゼルを組み合わせた高級感ある外観も、非常に好評です。

SUUNTO RACE 2

- トレイルランナー・マラソンランナーから人気のハイパフォーマンスモデル
- SUUNTO史上最大の1.5インチAMOLEDディスプレイ
- 屋外でも圧倒的に見やすい最大輝度2,000nit
- 新しい光学式心拍センサーによる高い測定精度
- 115種類のスポーツモードに対応
SUUNTO RACE 2(スントレース2)は、2025年9月16日に発売された持久系スポーツ向けのハイパフォーマンスモデルであるRACEシリーズの2025年新型モデルです。マラソンランナーやトレイルランナー、登山家、サイクリストから、一般ユーザーまで幅広い層に人気のモデルで、2025年SUUNTOスマートウォッチの大注目モデルです。SUUNTO RACE 2の最大の特徴は、SUUNTO史上最大の1.5インチ、最高の明るさの最大輝度2,000nitsを誇る、見やすくて操作性抜群の高性能なディスプレイです。また、旧作の1と比較し、ボディが軽量&薄型化され、装着時の快適性がアップしています。
そして、新しい光学式心拍センサーを採用し心拍数測定精度が向上している点や、デュアルバンドGPSモードで最大55時間連続使用出来る圧倒的なバッテリー持ちの良さを誇る点、SUUNTO史上最高の115種類以上のスポーツモードを備える点など、上位モデルらしい、高スペックです。そのほか、サファイアガラスを採用し傷に強く、MIL規格準拠で頑丈なボディ、100mの耐水性能を誇るなど、アウトドアスポーツでもガシガシ使える耐久性の高さも売りです。

SUUNTO VERTICAL

- 登山家に人気のアドベンチャーウォッチ
- 山でのアクティビティに使いやすいデザイン設計
- 軍用規格の最高峰であるMIL-STD810H準拠のタフネス仕様
- ソーラー充電対応の超ロングバッテリー
- 全世界のオフラインマップを無料で利用可能
SUUNTO VERTICAL(スントバーティカル)は、2023年6月9日に発売された冒険家向けのアドベンチャーウォッチです。主に登山やトレッキング、ハイキング、キャンプ、釣りなどのアウトドアを楽しむ人に人気の機種です。SUNNTO VERTICALの最大の特徴は、スント唯一のソーラー充電対応で、圧倒的なバッテリー持ちを誇る点です。ソーラー充電対応モデルなら、スマートウォッチモードで最大60日間(約2ヶ月間)充電なしで使用出来ます。最も測位精度の高い設定(パフォーマンスモード)でのGPSトラッキングでも最大60時間可能なので、1泊2日の登山でも安心です。
また、VERTICALは主に山での使用を想定し、山で映えるデザイン、山アクティビティで使いやすい設計になっているのも特徴的です。例えば、右側面のボタンは、手袋をしたままでもボタンを手探りで見つけやすく、誤って他のボタンを押してしまわないように工夫が施されています。さらに、機能面では、山での行動に役立つ、コンパスや高度計、気圧計、暴風雨アラートなどを備え、さらに等高線表示対応のオフラインマップ機能も搭載しています。

SUUNTO OCEAN

- SUUNTOのハイエンドスマートウォッチ
- 山も海もコレ1つで足りる最強スペック
- 本格的なダイブコンピューター機能
- ダイビングで最大60時間トラッキング出来る
- ワイヤレスタンク圧対応
SUUNTO OCEAN(スントオーシャン)は、2024年6月10日に発売されたスントのハイエンドスマートウォッチです。SUUNTO OCEANの最大の特徴は、山でも海でもSUUNTO OCEANひとつで楽しめる最強のスペックを備えた最上位機種である点です。SUUNTO OCEANは、山系アウトドアに便利なGPSナビゲーションやオフラインラップ、長時間のGPSトラッキング、暴風雨アラームなどを備え、そこに本格的なダイブコンピューター機能を搭載した機種となっており、山でも海でも万能に使える最強のスマートウォッチとなっているのです。
SUUNTO OCEANの目玉機能であるダイビング機能は、レクリエーション目的のスキューバダイビングとフリーダイビングに使用可能です。ダイビング自動開始機能を備え、ウォッチが圧力の上昇や水との接触を感知することで自動的にダイビングが開始されます。ダイビング中には減圧情報や浮上速度などの重要データを確認可能で、ダイバーの安全性を確保するための様々な警告機能も搭載されています。さらに、便利なダイブルート追跡機能も搭載しています。

スントのスマートウォッチのスペック比較表
| 機種 | RUN | RACE S | RACE 2 | VERTICAL | OCEAN |
|---|---|---|---|---|---|
| 画像 | ![]() |
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| 販売ページ | amazon | amazon | amazon | amazon | amazon |
| 発売日 | 2025年5月13日 | 2024年7月3日 | 2025年9月16日 | 2023年6月9日 | 2024年6月19日 |
| 価格 | 43,890円 | 64,900円〜 | 85,800円〜 | 109,950円〜 | 128,900円 |
| サイズ | 46x46x11.5mm | 45x45x11.4mm | 49x49x12.5mm | 49x49x13.6mm | 49.9x49.9x13.2mm |
| 重量 | 36g | 60g | 76g | 86g | 99g |
| レンズ | ゴリラガラス | ゴリラガラス | サファイアクリスタル | サファイアクリスタル | サファイアクリスタル |
| ベゼル | ステンレススチール | ステンレススチール チタニウム |
ステンレススチール チタニウム |
ステンレススチール チタニウム |
ステンレススチール |
| ケース | ガラス繊維強化ポリアミド | ガラス繊維強化ポリアミド | ガラス繊維強化ポリアミド | ガラス繊維強化ポリアミド | ガラス繊維強化ポリアミド |
| バンド | シリコン | シリコン | シリコン | シリコン | シリコン |
| ディスプレイサイズ | 1.32インチ | 1.32インチ | 1.5インチ | 1.4インチ | 1.43インチ |
| ディスプレイタイプ | AMOLED | AMOLED | AMOLED | LED | AMOLED |
| 画面解像度 | 466x466 | 466x466 | 466x466 | 280x280 | 466x466 |
| 最大輝度 | ? | ? | 2000nit | ? | ? |
| タッチスクリーン | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| カラーディスプレイ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 耐水 | 50m | 50m | 100m | 100m | 100m |
| MIL-STD810H | - | - | ○ | ○ | - |
| バッテリー(スマートウォッチモード) | 12日間 | 9日間 | 18日間 | 30日間(ソーラー使用時60時間) | 16日間 |
| バッテリー(GPSモード) | 30時間 | 40時間 | 65時間 | 90時間(ソーラー使用時140時間) | 65時間 |
| バッテリー(デュアルバンドGPSモード) | 20時間 | 30時間 | 55時間 | 65時間(ソーラー使用時90時間) | 50時間 |
| ソーラー充電 | - | - | - | ○ | - |
| デジタルリューズ | ○ | ○ | ○ | - | - |
| 通知 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| クイック返信 (Androidのみ) |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 通話 | - | - | - | - | - |
| 音楽コントロール | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 音楽オフライン再生 (Androidのみ) |
○ | - | - | - | - |
| suica | - | - | - | - | - |
| 歩数 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 消費カロリー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 心拍数 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 睡眠時間 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 睡眠ステージ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 睡眠の質 | - | - | ○ | ○ | - |
| 血中酸素レベル | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
| ストレスと回復状況 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| HRV測定 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| GPS | ○ (GPS/GLONASS/GALILEO/QZSS/BEIDOU) |
○ (GPS/GLONASS/GALILEO/QZSS/BEIDOU) |
○ (GPS/GLONASS/GALILEO/QZSS/BEIDOU) |
○ (GPS/GLONASS/GALILEO/QZSS/BEIDOU) |
○ (GPS/GLONASS/GALILEO/QZSS/BEIDOU) |
| デュアルバンドGPS | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| コンパス | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 気圧高度計 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 酸素飽和度による高度順応 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 垂直速度 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| オフライン地図 | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
| GPS速度および距離 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ピークトレーニング効果 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| パーソナル心拍ゾーン | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| フィットネスレベル(VO2max) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 乳酸しきい値検出 | ○ | ○ | ○ | - | ○ |
| トレーニングに基づく回復時間 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
| トレーニング負荷 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ランニングパワー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ゴーストランナー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| スポーツモード | 32種類以上 | 95種類以上 | 115種類以上 | 95種類以上 | 95種類以上 |
| マルチスポーツ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| シュノーケリング用深度メーター | - | 10m | 10m | 10m | 60m |
| ダイブコンピューター | - | - | - | - | ○ |
スントのスマートウォッチの機種別の違いを比較
SUUNTO RUNとRACE Sの違い

左:RUN、右:RACE S
SUNNTO(スント)のスマートウォッチを選ぶ際、低価格モデルを選びたい、コンパクトモデルを選びたいという人は、2025年新登場のラン特化モデルであるRUNと、RACEシリーズの小さめサイズであるRACE Sで迷うところです。RUNとRACE Sの大きな違いは、対応するスポーツの種類と、オフライン地図への対応の2点です。
違い①対応スポーツの種類
RUNが32種類以上に対し、RACE Sが95種類以上。RUNは主にランニングに特化したモデルで、対応するアクティビティの種類は少なめです。一方、RACE Sは様々なアクティビティに対応出来るマルチスポーツウォッチであるためより多くのスポーツモードを備えています。
違い②オフライン地図への対応
RUNはオフライン地図に非対応ですが、RACE Sはオフライン地図に対応しています。RACE Sならフルカラー地図上でルートを確認しながら走ることが出来ます。トレラン大会でも地図を見ながら安全にゴールを目指すことが出来ます。また、同じくトレイルを進む登山家や、市街地を走るロードランナーにも、このオフライン地図機能は非常に便利です。
SUUNTO RACE SとRACE 2の違い

左:RACE S、右:RACE 2
トレイルランナーやマラソンランナーなどから高い人気を誇るSUUNTOのRACEシリーズには、初代RACEのコンパクトモデルであるRACE Sと、2025年最新機種であるRACE 2の2種類あります。RACE SとRACE 2の大きな違いは、ボディサイズと耐久性、バッテリー持ち、心拍測定精度の4点です。
違い①サイズ
RACE Sがケースサイズ45mmに対し、RACE 2が49mm。RACE Sはコンパクト設計であるため主に女性や、手首の細い男性に人気があります。一方、RACE 2はボディサイズが大きく、それに伴いディスプレイサイズも1.5インチと大きいため、画面の視認性や操作性に優れています。
違い②タフさ
RACE Sはガラス素材が一般的なゴリラガラスに対し、RACE 2は耐傷性に優れたサファイアクリスタルを採用しています。また、RACE Sが50m耐水性能に対し、RACE 2は100m耐水性能です。さらに、RACE 2は米国国防総省制定のMIL-STD810準拠であり、シンプルで洗練された外観からは想像出来ない、タフネスボディとなっています。
違い③バッテリー持ち
RACE SとRACE 2はどちらもバッテリー持ちに優れていますが、RACE Sが最大9日間に対し、RACE 2が最大18日間となっています。デュアルバンドGPSモードでは、RACE Sが最大30時間に対し、RACE 2が最大55時間。RACE Sもバッテリー持ちが良いのですが、RACE 2はさらにバッテリー持ちに優れたモデルとなっています。
違い④心拍測定精度
RACE Sが旧式の光学式心拍センサーを採用しているのに対し、RACE 2は新しい光学式心拍センサーを採用しています。そのため、RACE 2の方が心拍数測定精度が高い、特に運動時の心拍測定精度に大きな違いが出やすいという違いがあります。
SUUNTO RACE 2とVERTICALの違い

左:RACE 2、右:VERTICAL
トレランから登山などの山系アウトドアを楽しむ人に人気が高いスントスマートウォッチのRACE 2とVERTICALで悩む人も多いです。どちらも高性能でアウトドアシーンにて便利に活用出来るウォッチですが、大きな違いとして、ソーラー充電への対応とディスプレイの種類の2点の違いがあります。
違い①ソーラー充電への対応
8万円台〜のRACE 2と10万円台〜のVERTICALの最大の違いは、ソーラー充電への対応非対応の違いです。RACE 2にはソーラー充電機能はありませんが、VERTICALのソーラーモデルにはソーラー充電機能があります。ソーラー充電対応のVERTICALなら晴れた屋外での行動中に太陽光で充電出来るため、より長い時間連続使用が可能となっています。そのため、バッテリー持ちのは、バッテリー持ちが良いと評判のスントの中でも、VERTICALが最強です。
違い②ディスプレイタイプ
RACE 2とVERTICAの二つ目の大きな違いは、ディスプレイの種類の違いです。VERTICALはバッテリー持ちを良くするために従来の液晶ディスプレイを採用していますが、RACE 2は高精細ディスプレイであるAMOLEDを採用しています。VERTICALでも視認性に問題はありませんが、画面の美しさはRACE 2が圧倒的です。
SUUNTO VERTICALとOCEANの違い

左:VERTICAL、右:OCEAN
SUUNTOの上位スマートウォッチが欲しいという人には、SUNNTO VERTICALとSUUNTO OCEANあたりが人気です。どちらも定価10万円オーバーのプレミアムなスマートウォッチですが、VERTICALとOEANにはダイブコンピュータ機能の有無とソーラー充電への対応の違いがあります。
違い①ダイブコンピュータ機能の有無
VERTICALとOCEANの最大の違いとなっているのが、ダイブコンピュータ機能の有無です。ダイブコンピュータ機能はOCEANだけの機能です。OCEANにはVERTICALに搭載されているアウトドア型機能がほぼ全て搭載された上で、ダイブコンピュータ機能を搭載しているため、山でも海でも便利に活用出来ます。ダイブコンピュータ機能はとても本格的なものです。
違い②ソーラー充電への対応
VERTICALとOCEANのアウトドア系機能の大きな違いは、ソーラー充電への対応非対応の違いです。最強スペックのOCEANですが、ソーラー充電は非対応です。VERTICALはVERTICAL独自機能としてソーラー充電機能が搭載され、SUUNTO史上最長のバッテリー持ちを誇っています。ただし、その分、VERTICALは通常の液晶ディスプレイを採用し、OCEANは高精細AMOLEDディスプレイを搭載しているため、画面表示はOCEANの方が綺麗です。
スントのスマートウォッチ、2025年の今選ぶべきおすすめ機種はコレ!
おすすめNO.1は、SUUNTO RACE 2!

SUUNTO(スント)のスマートウォッチを選ぶなら、一番におすすめしたいのが、「SUUNTO RACE 2(スントレース2)」です。普段使いの時計として、ビジネスウォッチとしておしゃれで機能性に優れたスマートウォッチを使いたいという人から、マラソン・トレランに使いたいランナーまで、おすすめ出来るスマートウォッチです。
SUUNTO RACE 2の最大の魅力は、北欧生まれのミニマルデザインに、高コントラストで美しいAMOLEDディスプレイを採用したスタイリッシュなスマートウォッチである点です。パフォーマンスモデルですが、美しい外観で、デジタルリューズも備えた使い勝手の良い機種であるため、ファッションウォッチ代わりとして活用したい人にもぴったりです。また、スマートウォッチモードで最大2週間以上(最大18日間)のロングバッテリーを備え、充電頻度が少なくて済むのも魅力的です。一般的な機能として、通知機能やミュージックコントロール、多彩な健康管理機能を備えています。
さらに、マラソンランナーやトレイルランナーには、日々のトレーニング状況を客観的データで把握出来るトレーニング指標が便利です。GPS測位精度が高い2周波GPSに対応し、オフラインマップ表示や気圧高度計、コンパスも備え、山を走るトレイルランニングで頼もしい機種となっています。ファッションとして使いたい人や、マラソン・トレランのトレーニングウォッチとして使いたい人に一押しです。

バッテリー持ち重視派やアウトドア好きには、SUUNTO VERTICALがおすすめ!

登山やトレッキング、キャンプ、釣りなどのアウトドアを楽しみたい人には、高性能アドベンチャーウォッチである「SUUNTO VERTICAL(スントバーティカル)」がおすすめです。
SUUNTO VERTICAL(ソーラーモデル)の最大の魅力は、ソーラー充電に対応し、最大約2ヶ月連続使用出来る驚異的なバッテリー持ちを誇るスマートウォッチである点です。また、ベゼル側面のグリップ力を高めるための放射線状の溝パターンや、手袋装着時でもボタンの誤操作を防ぐための押しやすいボタン設計など、見た目が美しいだけではなく山アクティビティでの使い勝手の良いデザイン設計となっているのもVERTICALの魅力です。アウトドアに欠かせない気圧計や高度計、コンパスも当然備えています。
GPSセンサーはL1とL5の同時受信可能な2周波GPSに対応し、山間部でもより精度の高い位置情報取得が可能なっており、GPSナビゲーションの信頼性が非常に高いです。おまけに、全世界のオフラインマップを無料でダウンロード可能で、どこへ行くにもオフラインマップとGPSを頼りに安全な行動が可能です。バッテリー持ちを重視したい人や、アウトドア好きの人には一押しの機種です。

ダイビングを楽しむなら、OCEANがおすすめ!

スキューバダイビングやフリーダイビングを楽しむ人には、スントのハイエンドモデルである「SUUNTO OCEAN(スントオーシャン)」がおすすめです。
SUUNTO OCEANの最大の魅力は、ダイブコンピューターとして使える本格的なダイビング機能を搭載したスマートウォッチである点です。OCEANなら、自動的にダイビングモードでの計測を開始し、ダイビング中にダイバーにとって重要となるデータを画面上で確認出来ます。ワイヤレスタンク圧トランスミッターを活用すれば、手元で直接ガス圧やガス消費量をモニタリングすることも可能です。また、様々な警告機能を備えているため、安全にダイビングを楽しむことが出来ます。水中でのルートを追跡出来るダイブルート追跡機能も搭載され、ダイバーにとっては非常に便利な機種です。
さらに、OCEANはダイブ専用スマートウォッチという訳ではなく、95種類のスポーツモードを搭載し、長時間バッテリーを備え、アウトドアに便利なオフラインマップ機能も搭載するため、スポーツやアウトドアでも便利に活用出来ます。スポーツでもアウトドアでも海でもフル活用出来る最強のスマートウォッチが欲しいという人にぴったりな機種です。

最後に:スントのおしゃれで高性能なスマートウォッチを活用してみよう!
SUUNTO(スント)のスマートウォッチはかなり高性能です。特にスポーツやアウトドア向けの機能が充実しているため、ランニングやマラソン、トレラン、マウンテンバイク、トライアスロンなどのスポーツを楽しむ人や、登山やトレッキング、キャンプ、釣りなどのアウトドアを楽しむ人にぴったりです。また、北欧生まれのスマートウォッチらしく、シンプルでありながらもスタイリッシュな外観であるため、普段使いもしやすいです。おしゃれで機能性の高いスマートウォッチが欲しいという人は是非北欧フィンランド生まれのスントのスマートウォッチを活用してみましょう。
