マラソンランナーがランニングウォッチを選ぶ際、ランナー支持率NO.1の高機能GPSウォッチメーカーであるGarmin(ガーミン)か、コスパが高いと評判のCOROS(カロス)か、悩むところ。今回の記事では、Garmin ForerunnerシリーズとCOROS PACEシリーズの最新機種を比較し、ランニング用GPS時計としてどっちがおすすめかを紹介しています。価格、ボディデザイン、ディスプレイ性能、バッテリー持ち、ランニング・トレーニング機能、健康機能、スマート機能の、全8項目を比較しています。初めてのGPSウォッチに、または古い機種からの買い替えに、Garminか、COROSか、迷っている人は是非参考に。
目次
ランニングウォッチの二台巨頭であるGarmin ForerunnerシリーズとCOROS PACEシリーズ
マラソンを走る市民ランナーや、陸上競技を頑張る部活生に人気の高いランニングウォッチと言えば、Garmin Forerunner(ガーミンフォアランナー)シリーズか、COROS PACE(カロスペース)シリーズ。どちらもスマホを携帯する必要なく、時計単体でリアルタイムに走行ペース(キロ○分△秒ペース)を表示したり、走った距離(○km)を計測出来るランニング用GPS時計です。GPS計測だけではなく、ランナー向けの便利機能が多数搭載されています。
ランナー人気NO.1GPSウォッチの「Garmin Forerunnerシリーズ」
Garmin Forerunner(ガーミンフォアランナー)シリーズは、米国の大手GPSメーカーのGarmin(ガーミン)が展開する、ランナー人気NO.1の高機能GPSウォッチです。
Garmin Forerunnerシリーズの最大の特徴は、長年に渡りトップアスリートから市民ランナーまで、あらゆるランナーの走りを支えてきた確かな品質と優れた機能性です。老舗メーカーらしく、質感が高く、軽量性や耐久性にも優れ、ランニングシーンに頼もしいボディ。そのボディ内に、長時間バッテリーや高感度GPSアンテナ、高精度心拍センサー、トレーニング提案機能、トレーニング分析機能、レース攻略機能、トレラン機能などを搭載しています。さらに、普通のスマートウォッチ並み又はそれ以上に、ヘルスケア機能やスマート機能も充実しています。
Forerunnerシリーズはエントリーモデルの165、ミドルレンジモデルの265、ミドルハイレンジモデルの570、旧ハイエンドモデルの965、最新ハイエンドモデルの970の5種類あります。特に、2025年発売の最新モデルである、570と970が今の注目モデルとなっています。
コスパの高さで評判の「COROS PACEシリーズ」
COROS PACE(カロスペース)シリーズは、米国で誕生し現在は中国・深圳に拠点を置くCOROS(カロス)が展開する、高コスパのランニング用GPSウォッチです。
COROS PACEシリーズの最大の特徴は、定価3万円台前半から買えるコスパ最強のランニングウォッチである点です。低価格でありながらも、高精細AMOLEDディスプレイや2週間以上ロングバッテリー、高精度2周波GPS、オフラインマップ表示、トレーニング分析機能などを搭載し、Garminにも匹敵するぐらいの高い機能性です。世界最強のマラソン軍団と呼ばれるNNランニングチームのオフィシャルパートナーとなったり、エリウド・キプチョゲ氏や大迫傑氏とパートナーシップ契約を結んだりし、大きな注目を集めています。特に、近年のGarminの最新機種の値上がりでCOROSの人気が高まっています。
COROS PACEシリーズはスタンダードモデルであるPACE 3と、上位モデルであるPACE Proの2種類です。特に、今注目されているのが、2024年登場の、高性能モデルのPace Proです。
Garmin ForerunnerシリーズとCOROS PACEシリーズの最新機種を全8項目で比較
マラソンや陸上競技で使うランニング用GPS時計を買うなら、定番のGarmin Forerunner(ガーミンフォアランナー)シリーズか、近年注目度の高いCOROS PACE(カロスペース)シリーズか、悩むところ。そこで、Garmin(ガーミン)か、COROS(カロス)かで悩んでいるランナーのために、「価格」、「ボディデザイン」、「ディスプレイ性能」、「バッテリー持ち」、「ランニング・トレーニング機能」、「健康機能」、「スマート機能の」の合計8項目での比較を紹介していきます。
比較①価格はCOROSが圧倒的に安い!

COROS PACE 3
Garmin | vs | COROS |
39,800〜121,800円 | 価格 | 33,000〜49,940円 |
まずは、Garmin(ガーミン)とCOROS(カロス)の価格の比較。価格はCOROSが圧倒的に安いです。Garminのミドルレンジモデル(売れ筋モデル)が定価6万円台、最新ハイエンドが定価12万オーバーに対し、COROSは3万円台前半から買えて最上位デルでも定価5万円以下とかなり安いです。単純に安いだけではなく、ランニングウォッチとしての機能性も高いため、コスパ最強のランニングウォッチメーカーとして評判です。特に、近年Garminの最新機種の値上がり幅が大きくなっているため、Garminが高いからCOROSへ乗り換えるというランナーも増えています。
比較②ボディデザインはGarminがファッション性重視、COROSが軽量性重視

Garmin Forerunner 570シリーズ
Garmin | vs | COROS |
3〜5色 | カラー展開 | 2色 |
小さめ有り | サイズ展開 | 小さめ無し |
39g〜 | 重量 | 30g〜 |
化学強化ガラス/Gorillaガラス/サファイアクリスタル | レンズ素材 | ミネラルガラス |
繊維強化ポリマー/アルミニウム/チタン | ベゼル素材 | 繊維強化ポリマー |
繊維強化ポリマー | ケース素材 | 繊維強化ポリマー |
次に、GarminとCOROSのボディデザインの比較。どちらも軽くて耐久性に優れた作りである点は同じですが、Garminはファッション性が高く、カラー次第で普段使いやビジネス使いも出来るボディデザインです。一方、COROSはより軽量性に優れたボディとなっています。
Garminはカラー展開が豊富で、一部モデルには光沢感のあるメタルベゼル(アルミニウム又はチタン)を採用し、スタイリッシュです。また、女性向けの小さめサイズの展開もあります。COROSは全てのモデルが繊維強化ポリマー製ベゼル&ケースで、Garminと比べるとチープな印象ですが、バンド含む重量30gの業界最軽量(PACE 3 ナイロンバンドの場合)の軽さを誇るのが魅力です。普段使いや仕事使いもするならGarmin、運動時だけならCOROSで選んでみるのがおすすめ。
比較③ディスプレイ性能はGarminとCOROSどちらも優秀

左:Garmin Forerunner 970、右:COROS PACE Pro
Garmin Forerunner 970 |
vs | COROS PACE Pro |
サファイアクリスタル | レンズ素材 | ミネラルガラス |
1.4インチ | ディスプレイサイズ | 1.3インチ |
AMOLED | ディスプレイタイプ | AMOLED |
454x454 | ディスプレイ解像度 | 416x416 |
○ | ディスプレイタッチ操作 | ○ |
次に、GarminとCOROSのディスプレイ性能の比較。どちらとも大型の高解像度AMOLEDディスプレイを採用し、タッチスクリーンにも対応しているため、GarminとCOROSともにディスプレイ性能は優秀です。どちらとも、日差しの強い昼間でも、早朝や夕暮れ時の薄暗い時間帯でも、高い視認性を発揮してくれます。
ただし、Garminがエントリーモデル(165)から全ての機種がAMOLEDディスプレイ搭載であるのに対し、COROSはAMOLEDディスプレイを採用するのは最上位モデル(PACE Pro)のみという違いがあります。COROSのスタンダードモデルであるPACE 3はAMOLEDではなく、少し古いディスプレイであるMIPとなるので、その点は注意が必要です。特に、普段使いもしたいなら、色鮮やかなAMOLEDディスプレイを搭載した機種を選んでおく方が良いです。
比較④バッテリー持ちはCOROSがより優秀

COROS
Garmin Forerunner 970 |
vs | COROS PACE Pro |
15日間 | スマートウォッチモード | 20日間 |
26時間 | GPSモード | 38時間 |
21時間 | 2周波GPSモード | 31時間 |
次に、GarminとCOROSのバッテリー持ちの比較。どちらとも長時間バッテリーを搭載し、スマートウォッチモードで余裕で1週間以上使えるし、GPSモードでもフルマラソンの制限時間(6〜7時間)ギリギリの完走タイムでも途中でバッテリー切れとなることはありません。その上で、よりバッテリー持ちが良いのがCOROSです。COROSの上位モデル(PACE Pro)なら、スマートウォッチモードで最大3週間弱、GPSモードで最大1.5日強、最強精度の2周波GPSモードでも最大1日超、バッテリーが持ちます。バッテリー持ちを最優先事項に選ぶなら、COROSが驚異的なコスパでおすすめです。
比較⑤GPS精度はGarminとCOROSで大差なし

COROS
Garmin Forerunner 970 |
vs | COROS PACE Pro |
5種(GPS/GLONASS/Galileo/みちびき/Beidou) | GPS | 5種(GPS/GLONASS/Galileo/みちびき/Beidou) |
○ | マルチGNSS | ○ |
○ | マルチGNSSマルチバンド(2周波GPS) | ○ |
次に、GarminとCOROSのGPS精度の比較。GPSによる位置情報測位精度は、走行距離や走行ペース、ラップタイムなどに影響するため、ここを気にするランナーも多いはずです。しかし、GarminとCOROSではほぼ差はありません。どちらもGPS・GLONASS・GALILEO・みちびき・BEIDOUの「5種類の衛星測位システム」、複数の衛星測位システムから同時に情報を取得出来る「マルチGNSS」、2周波数帯を受信可能な「マルチGNSSマルチバンド(2周波GPS)」に対応しているため、都市部や山間部でも精度の高いGPS計測が可能です。
ただし、ガーミンのエントリーモデル(165)は2周波GPS非対応であるため、GPS精度を重視したいなら265以上のモデルを選んでおきましょう。一方、COROSは全てのモデルが2周波GPS対応です。また、陸上競技場の400mトラックでは、いち早くトラックランモードを開発したCOROSの方が計測精度が高いとの声もあるため、陸上用GPS時計を選ぶならCOROSを優先的に選ぶのもアリです。
比較⑥ランニング・トレーニング機能はガーミンがより優秀

Garminのランニング耐久値/Pace Pro/ClimbPro
Garmin Forerunner 970 |
vs | COROS PACE Pro |
おすすめワークアウト/Garminコーチなど | トレーニング提案 | トレーニングプランなど |
VO2MAX/リカバリータイム/ランニングダイナミクス/ランニングパワー/乳酸閾値/ランニングエコノミー/ランニング耐久値/トレーニングレディネス/トレーニングステータス/トレーニング負荷/トレーニング負荷バランス/トレーニング効果など | トレーニング分析 | VO2MAX/リカバリータイマー/ランニングレベル/ランニングパワー/乳酸閾値/ランニングパフォーマンス/トレーニングステータス/トレーニング負荷/トレーニング焦点など |
レース予測タイム/レースウィジェット/PacePro/リアルタイムスタミナ/パフォーマンスコンディションなど | レース攻略 | レース予測タイム/バーチャルペーサーなど |
トレイルランVO2MAX/ヒルスコア/ClimbPro/コースナビゲーション/オフラインマップ表示など | トレラン向け | コースナビゲーション/オフラインマップ表示など |
次に、GarminとCOROSのランニング・トレーニング機能の比較。どちらも、トレーニング提案系、トレーニング分析系、レース攻略系、トレラン向け、といった機能を搭載し、高性能なランニングウォッチとなっていますが、より機能性が充実し高機能となっているのがGarminです。
例えばGarminには、目標レースと目標タイムを設定することでパーソナライズされたトレーニングプランを受け取り、さらに、進捗状況やコンディションに合わせてそのプランを自動調整までしてくれる「Garminコーチ」、身体耐久力を見える化し今週合計どれぐらい走れるのか目安となる「ランニング耐久値」、マラソンレース当日のペース管理に役立つ「Pace Pro」、コース上の登り区間を自動検出し登り区間に関する情報をリアルタイムに表示してくれる「ClimbPro」など、COROSにはないような機能が多数あります。
ただし、COROSには、あの世界最強マラソン軍団も活用するトレーニング分析ツール「COROS TRAINING HUB(カロストレーニングハブ)」を活用し、計測された各種データをパソコン上で細かくチェック出来るという魅力があります。万人におすすめ出来るのはGarminですが、データを見ながら自分なりに分析したいという玄人にはCOROSがぴったりです。
比較⑦健康機能はガーミンの方が充実している

Garminの睡眠/Body Battery/HRVステータス
Garmin Forerunner 970 |
vs | COROS PACE Pro |
○ | 活動量計 | ○ |
○ | 心拍数 | ○ |
○ | 呼吸数 | ○ |
○ | 血中酸素 | ○ |
○ | 心電図 | - |
○ | 睡眠 | ○ |
○ | HRV | ○ |
○ | ストレスレベル | ○ |
○ | 生理周期 | - |
Body Battery/フィットネス年齢/モーニングレポート/イブニングレポートなど | 独自機能 | - |
次に、GarminとCOROSの健康機能の比較。どちらも定番のヘルスケア機能は網羅していますが、健康管理用デバイスとしてより優秀なのがGarminです。ガーミンは、心拍、呼吸、血中酸素、睡眠、ストレスレベルなどの定番どころはもちろん、女性向けの生理周期トラッキングや妊娠トラッキング、さらには、最上位モデル(970)だと厚労省認可の心電図機能も搭載しています。
また、ガーミン独自機能として、体のエネルギー残量を5-100の指数で可視化してくれる「Body Battery」や、実際の年齢と比較した場合の体の年齢の推定値を表示してくれる「フィットネス年齢」、朝起きてすぐの身体のコンディションやその日の天気などのお役立ち情報を教えてくれる「モーニングレポート」、就寝前にその夜に必要な睡眠や明日のトレーニングプランを提案してくれる「イブニングレポート」などを搭載しています。
比較⑧スマート機能はガーミンが圧倒的に高機能

Garminの通話/音楽再生/電子マネー
Garmin Forerunner 970 |
vs | COROS PACE Pro |
○ | 通知 | ○ |
○ (Android限定) |
メール返信 | - |
○ | 通話 | - |
○ | 音声アシスタント | - |
○ (Amazon Music/Spotify/LINE MUSIC/YouTube Music対応) |
音楽プレーヤー | ○ |
○ | 電子マネー | - |
最後に、GarminとCOROSのスマート機能の比較。COROSは残念ながら一般的なスマートウォッチと比較すると、利用出来るスマート機能がかなり限定的なので普段使いにはあまり適していません。一方、Garminは通知、メッセージ返信(Android限定)、通話、音声アシスタント、音楽プレーヤー、電子マネーと、人気スマート機能をほぼ網羅しているため、普通のスマートウォッチとしても便利に活用出来ます。
特に、Amazon MusicやSpotify、LINE MUSIC、YouTube Musicといった人気音楽配信ストリーミングサービスのオフライン再生に対応している点や、日本国内の多くのお店で利用出来るSuica決済に対応している点が、Garminの大きな魅力です。2025年最新モデル(570・970)なら、マイク・スピーカーを搭載しているため、Bluetooth通話や音声アシスタント、音声コマンド(オフラインでの音声操作)も利用出来ます。
Garmin ForerunnerシリーズとCOROS PACEシリーズの最新機種のスペック比較表
機種 | Forerunner 165 |
Forerunner 265 |
Forerunner 570 |
Forerunner 965 |
Forerunner 970 |
PACE 3 |
PACE Pro |
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画像 | ![]() |
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販売ページ | amazon | amazon | amazon | amazon | amazon | amazon | amazon |
発売日 | 2024年2月29日 | 2023年3月2日 | 2025年6月5日 | 2023年4月4日 | 2025年6月5日 | 2023年9月27日 | 2024年11月5日 |
価格 | 39,800円 | 62,800円 | 89,800円 | 84,800円 | 121,800円 | 33,000円 | 49,940円 |
サイズ | 43x43x11.6mm | 46.1x46.1x12.9mm | 47x47x12.9mm | 47.2x47.2x13.2mm | 47x47x12.9mm | 41.9x41.9x11.7mm | 46x46x12.25mm |
重量 | 39g | 47g | 50g | 53g | 56g | 30g | 49g |
レンズ | 化学強化ガラス | Corning Gorilla Glass 3 | Corning Gorilla Glass 3 | Corning Gorilla Glass DX | サファイアクリスタル | ミネラルガラス | ミネラルガラス |
ベゼル | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー | アルミニウム | チタン | チタン | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー |
ケース | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー |
ストラップ | シリコン | シリコン | シリコン | シリコン | シリコン | ナイロン | シリコン |
ディスプレイサイズ | 1.2インチ | 1.3インチ | 1.4インチ | 1.4インチ | 1.4インチ | 1.2インチ | 1.3インチ |
ディスプレイタイプ | AMOLED | AMOLED | AMOLED | AMOLED | AMOLED | LCD | AMOLED |
解像度 | 390x390 | 416x416 | 454x454 | 454x454 | 454x454 | 240x240 | 416x416 |
タッチスクリーン | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
カラー表示 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
デジタルクラウン | - | - | - | - | - | ○ | ○ |
LEDフラッシュライト | - | - | - | - | ○ | ||
防水 | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM |
バッテリー (スマートウォッチモード) |
11日間 | 13日間 | 11日間 | 23日間 | 15日間 | 15日間 | 20日間 |
バッテリー(GPSモード) | 19時間 | 20時間 | 18時間 | 31時間 | 26時間 | 38時間 | 38時間 |
バッテリー(2周波GPSモード) | - | 14時間 | 14時間 | 19時間 | 21時間 | 15時間 | 31時間 |
通知 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
メール返信 (Androidのみ) |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
通話 | - | - | ○ | - | ○ | - | - |
音楽保存 | ○ (Musicモデルのみ) |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
電子マネー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
活動量計 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
心拍数 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
呼吸数 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
血中酸素 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
心電図 | - | - | - | - | ○ | - | - |
睡眠計 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
HRV | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ストレスレベル | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
生理周期 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
GPS | ○ (GPS/GLONASS/Galileo/みちびき) |
○ (GPS/GLONASS/Galileo/みちびき) |
○ (GPS/GLONASS/Galileo/みちびき/Beidou) |
○ (GPS/GLONASS/Galileo/みちびき) |
○ (GPS/GLONASS/Galileo/みちびき/Beidou) |
○ (GPS/GLONASS/Galileo/みちびき/Beidou) |
○ (GPS/GLONASS/Galileo/みちびき/Beidou) |
2周波GPS | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
コンパス | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
気圧高度計 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
コースナビゲーション | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
地図表示 | - | - | - | ○ | ○ | - | ○ |
GPSによる距離・タイム・ペース計測 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
心拍ゾーン | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
VO2MAX | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
リカバリータイム | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
レース予想タイム | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ランニングダイナミクス | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ランニングパワー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
乳酸閾値 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
ランニング耐久値 | - | - | - | - | ○ | - | - |
ランニングエコノミー | - | - | - | - | ○ | - | - |
PacePro | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
パフォーマンスコンディション | - | - | ○ | ○ | ○ | - | - |
リアルタイムスタミナ | - | - | - | ○ | ○ | - | - |
持久力スコア | - | - | - | ○ | ○ | - | - |
トレーニング効果 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
トレーニング負荷 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
トレーニング負荷バランス | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
負荷比 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
トレーニングステータス | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
トレーニングレディネス | - | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
ClimbPro | - | - | - | ○ | ○ | - | - |
暑熱と高度への適応 | - | - | ○ | ○ | ○ | - | - |
Garmin ForerunnerシリーズとCOROS PACEシリーズ、どっちがおすすめ??
デザイン性や機能性を重視するなら、Garminがおすすめ!!
Garmin(ガーミン)のForerunnerシリーズか、COROS(カロス)のPACEシリーズか、どっちのランニングウォッチにするか迷っている人で、ファッション性と機能性両方を求める人には、Garminがおすすめです。
Garminは、カラー展開が豊富でスポーツシーンにとても映えますし、メタルベゼル採用のブラックカラーなら高級感もありビジネスシーンでもカッコよく着用出来ます。COROSと比較すると、見た目のおしゃれさや、質感が段違いです。もちろん、デザイン面だけではなく、機能性も抜群です。まず、スマート機能や健康機能が充実しているため、普通のスマートウォッチと変わらず、普段使いや仕事使いしやすく、健康管理用デバイスとしても優秀です。その上で、ランナー向けのトレーニング提案機能や、トレーニング分析機能、レース攻略機能、トレラン機能が充実しています。
低価格のエントリーモデルから、ハイスペックの上位モデルまで様々なラインナップがあり、初心者から上級者まであらゆる走力レベルのランナーにおすすめ出来ます。また、通常サイズとは別に小さめサイズもあり、色も可愛いカラーリングもあり、女性ランナーにも一押しです。
Garmin選ぶなら人気NO.1モデルの265がおすすめ!!
Garmin(ガーミン)を選ぶなら、まずはGarmin Forerunnerシリーズの売れ筋モデル(ミドルレンジモデル)であり、初心者からも人気の高い「Forerunner 265」が一番の一押しです。Forerunner 265は、価格と機能性のバランスのとれたモデルで、最初のガーミン製GPSウォッチとして選んでおいて間違い機種です。AMOLEDディスプレイ、長時間バッテリー、2周波GPS、音楽プレーヤー、Suica決済などの人気のスペックを備え、ランニング・トレーニング機能も充実しています。
おしゃれなデザインと高い機能性の両方を求めるなら570がおすすめ!!
Garmin Forerunnerシリーズの中で、おしゃれでスタイリッシュで高機能なランニングウォッチを選びたいなら、2025年登場のミドルハイレンジモデルの「Forerunner 570」がおすすめです。光沢のあるアルミニウムベゼルを採用し、華やかなカラーリングでスポーツシーンで映えるウォッチです。また、ブラックやホワイトを選べばプライベートやビジネスシーンでもおしゃれに着用出来ます。機能面では、マイクとスピーカーを搭載しているため、Bluetooth通話にも対応しています。もちろん、ランニング機能も充実し、ファッション性と機能性を兼ね備えたワンランク上の機種です。
マラソン上級者にはハイスペックの970がおすすめ!!
ビジネスアスリートやマラソン上級者には、Garminの2025年最新ハイエンドモデルである「Forerunner 970」がおすすめです。ハイエンドらしく、プレミアム素材のサファイアクリスタルガラスとチタンベゼルを採用した、タフで高級感あるボディ。ボディ上部側面には夜ランに便利なLEDフラッシュライトを配備しています。また、ハイエンド限定の地図表示機能やClimbPro、リアルタイムスタミナ、2025年最新機能であるランニング耐久値、ランニングエコノミーも搭載しています。さらに、高性能なゴルフ機能も備えるなど、プレミアムランニングウォッチとなっています。
▼▼Garmin Forerunnerシリーズのより詳しい比較記事をチェックしてみる
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ガーミンのForerunnerシリーズの比較!ランニング用にどれがおすすめ??
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コスパを重視するなら、COROSがおすすめ!!
「Garminは高い、もっと安く買いたい」という人や、近年のGarminの最新機種の価格高騰に不満を持つ人、ランニングウォッチとしての機能があればそれで十分という人は、Garminよりも遙かに安く買えるCOROSを選んでみるのがおすすめです。
COROSは、ランナー向けの機能が充実したGPSウォッチが定価3万円台前半から買える圧倒的な高コスパを誇るメーカーです。ファッション性やスマート機能、健康機能などはGarminと比べると劣るものの、肝心のディスプレイ性能やバッテリー持ち、ランニング・トレーニング機能に関してはそこまでGarminとの差はありません。むしろ、COROSの方がバッテリー持ちが優れており、バッテリー持ちの良さからCOROSを選ぶランナーも多いです。
COROSを選ぶならコスパ最強のPACE 3がおすすめ!!
コスパ重視でCOROSを選ぶなら、まずは、COROSを代表するモデルである「PACE 3」がおすすめです。PACE 3(ナイロンバンド)は、バンドを含んだ重量が30gと、驚きの軽さを誇るのが特徴です。また、スマートウォッチモードで最大15日間、GPSモードで最大38時間のロングバッテリーを搭載し、高精度の2周波GPSに対応し、多彩なランニング・トレーニング機能を実装し、世界が認めるトレーニングデータ分析ツールであるCOROS Training Hubを利用出来るなど、魅力的。その上で、定価3万円台前半という破格の価格となっています。
マラソン中・上級者にはPACE Proがおすすめ!!
マラソン中・上級者にはCOROS PACEシリーズの上位モデルである「PACE Pro」がおすすめです。PACE Proは定価5万円以下でありながらも、高精細AMOLEDディスプレイ、最大20日間バッテリー(GPSモードで最大38時間)、地図表示機能、と高スペックです。特にGarminでは定価8万円オーバーの900番台にしか搭載されていない地図表示機能が、PACE Proは定価5万円以下で利用出来るので、かなりコスパが高いです。特に、最強のGPS精度を誇る2周波GPSモードでは最大31時間連続での計測が可能と、Garminの定価10万円オーバーの最新ハイエンドをも凌駕する驚異的なバッテリー持ちです。
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最後に:デザインや機能性にこだわるならGarmin、コスパ最優先ならCOROS
ランニングやマラソン、陸上競技で活用するGPSウォッチとして人気の高いGarminとCOROS。どちらを選ぶか迷うところですが、ファッション性や機能性を重視するならGarmin、コスパを重視するならCOROSがおすすめです。もちろん、基本的なランニングGPSウォッチとしての機能はどちらも網羅しているため、Garminか、COROSか、どちらを選んでも毎日のトレーニングや本番のレースで便利に活用出来ることには違いはありません。予算や使用用途、好みのデザイン、求める機能性など、自身に合った最高の機種を見つけ、走る時の相棒としてフル活用してみましょう。