毎朝すっきり目覚めたい人は、スマートアラーム機能付きスマートウォッチを使ってみるのがおすすめです。睡眠サイクルの眠りが浅いタイミングを見計らって起こしてくれるスマート目覚まし搭載スマートウォッチなら、朝のつらさを解消し、自然で快適な朝を迎えることが出来ます。
今回の記事では、朝の目覚めがよくなる、スマートラーム機能付きスマートウォッチのおすすめ最新機種を紹介しています。朝が苦手、つい二度寝してしまうなどの悩みを抱えている人や、最新の目覚めし機能に興味がある人は、是非参考に。
目次
スマートアラーム機能付きスマートウォッチとは
スマートアラーム機能付きスマートウォッチとは、眠りが浅い時に起こしてくれるスマートウォッチのことです。
スマートアラーム搭載機種は、内蔵された加速度センサーで体の動きを、心拍センサーで心拍の変化をモニタリングし、睡眠サイクルを分析します。その上で、眠りが浅くなったタイミング(いわゆるレム睡眠時)を検知し、そのタイミングで音や振動で自然に起こしてくれるのが特徴です。
レム睡眠中は脳が比較的活発に働いており、目覚めの準備が整っている状態なので、ほかの眠りが深いタイミングよりも、すっきりと目覚められます。そのため、スマートアラーム機能付きスマートウォッチは、「毎朝なかなか起きられない」、「目覚めが悪い」、「ついつい二度寝してしまう」、「遅刻癖がある」などの悩みを持つ人にとって、強い味方となる人気アイテムです。
スマートアラーム機能付きスマートウォッチのメリット
メリット①朝すっきり目覚められる
スマートアラーム機能付きスマートウォッチの最大のメリットは、朝すっきりと目覚められることです。
一般的なアラーム機能は、設定時間になると一律で鳴るため、眠りが深いタイミング(脳も体も完全に休息している状態)で起こされてしまうことがあります。その結果、目覚めが悪くなかなかベッドから起き上がれない、つい二度寝してしまう、起きても頭がぼーっとする、体がだるい、といった最悪の朝を迎えてしまうことも珍しくありません。
しかし、スマートアラーム機能なら、眠りが浅いタイミング(脳が活動モードに近い状態)で起こしてくれるため、すっきりと起きることが出来ます。目覚めが良いと、すぐに動き出せる、ゆとりを持って支度出来る、午前中の集中力や作業効率がアップする、生活リズムが整うなど、いいこと尽くめです。
メリット②二度寝や三度寝が減る
スマートアラーム機能付きスマートウォッチは、朝が苦手な人がついついやってしまいがちな二度寝や三度寝を減らし、それによる遅刻グセを解消するのに効果的です。
二度寝や三度寝は朝の目覚めが悪い時に起こりがちです。しかし、浅い眠りの時に起こしてくれるスマートアラーム機能付きスマートウォッチを活用すれば、朝の目覚めが格段によくなるため、二度寝や三度寝をグッと減らすことが出来ます。
二度寝、三度寝をしてしまうと朝の支度時間が短くなり余裕がなくなりますし、午前中常に頭がぼーっとしてしまい学業にも仕事にも身が入らなくなってしまうなんてことも。さらに、学校や会社へ遅刻を繰り返してしまうこともあるため、それらを解消するためにも、スマートアラーム機能を活用してみるのがおすすめです。
メリット③睡眠の質を見える化できる
スマートアラーム機能付きスマートウォッチは、高機能な睡眠分析機能を搭載しています。就寝時刻や起床時刻、睡眠時間はもちろんのこと、睡眠ステージ(深い睡眠・浅い睡眠・レム睡眠)の推移や睡眠スコア(睡眠の質を点数化したもの)も計測できます。
自分自身の昨夜の睡眠時間や睡眠の質がすぐに見える化するため、「昨日は睡眠時間が短かったから今日は早く寝よう」、「昨日は睡眠スコアが低かったから今日は晩酌は控えめにして寝よう」など、すぐに改善の行動をとることが出来ます。それによって良い睡眠習慣を作っていくことが出来ます。
スマートアラーム機能付きスマートウォッチのデメリット
デメリット①アラームが鳴る時間が早過ぎることも
スマートアラーム機能付きスマートウォッチは、眠りが浅いタイミングを見計らって起こしてくれるので便利なのですが、思っていたよりも早く起こされるなんてこともあります。というのも、スマートアラームは設定時間の30分前から眠りが浅いタイミングを探す仕組みになっているため、朝7時設定だと一番早いと6時30分に起こされることもあります。そのため、早く起こされることに不満を感じる人もいます。また、きっちり毎朝同じ時刻(7時設定なら7時)に起こしてくれる普通のアラートと違い、不規則な起床時刻(7時設定なら6時30分から7時の間)になるスマートアラームに、慣れるまで最初は戸惑いもあるでしょう。
デメリット②アラームが鳴る時間の範囲は調整出来ない
スマートアラーム機能は、「アラームが鳴る時間の幅を自分好みに調整出来るのでは?」と考える人もいるかもしれません。例えば、8時に起きる設定をしたときに、30分も前に起こされるのは勘弁で、早くても15分前にしたい。つまり、7時45分から8時までの間で起こして欲しいといったように調整したいと。しかし、スマートアラーム機能では、アラームが鳴る時間幅は変更出来ません。大抵のメーカーが、設定時間の30分前からの仕様です。その理由は、アラーム範囲を短く設定してしまうと、その時間幅で浅い眠りのタイミングを正確に捉えるのが難しくなり、スマートアラームとしての意味がほとんどなくなってしまうためです。
スマートアラーム機能付きスマートウォッチの人気メーカー
- Garmin(ガーミン)
- Fitbit(フィットビット)
眠りが浅い時に起こしてくれるスマートアラーム機能付きスマートウォッチが欲しいという人は、Garmin(ガーミン)やFitbit(フィットビット)を選んでみるのがおすすめです。ガーミンとフィットビットはどちらも精度の高い睡眠計測機能を搭載し、スマートアラーム機能も優秀です。内蔵された加速度センサーや心拍センサーがしっかりと眠りの浅いタイミングを検知し、すっきりとした目覚めをサポートしてくれます。
また、バッテリー持ちを重視したり、アクティブに運動やフィットネスを楽しむなら、ガーミンが一押しです。費用を抑えたい、健康管理を重視したいなら、フィットビットがおすすめです。さらに、予算を抑えるなら、Xiaomiという手もあります。
以前は、HUAWEI(ファーウェイ)もスマートアラーム搭載機種を販売していましたが、現行モデルにはスマートアラーム機能は搭載されていません。
スマートアラーム機能付きスマートウォッチのおすすめ
Garmin vivoactive 6
- ガーミンの2025年最新の人気スマートウォッチ
- 最大11日間連続使用出来るロングバッテリー
- 音楽プレーヤーやSuica決済など充実したスマート機能
- スマート起床アラームや昼寝検知を含む高性能な睡眠機能
- 80種類以上のスポーツアクティビティに対応
今、 スマートアラーム機能付きスマートウォッチを選ぶなら、一番におすすめしたいのが、人気スマートウォッチメーカーであるGarmin(ガーミン)の2025年最新モデルである「Garmin vivoactive 6」です。
Garmin vivoactive 6の最大の魅力は、スマート機能や健康機能、フィットネス機能などにおいてバランスのとれた万能スマートウォッチである点です。手元にメール受信や電話着信などが届く通知機能に、メッセージへのクイック返信機能(Androidのみ)、Amazon MusicやSpotifyなどのオフライン再生に対応した音楽プレーヤー機能、Suica決済対応の電子マネー機能と、充実したスマート機能。スマートアラームや睡眠コーチを備える高性能な睡眠機能に、ストレスレベル、BodyBattery、HRVステータスと、健康関連も多彩。そして、ウォーキングやランニング、筋トレ、ヨガ、ピラティスなど80種類以上のスポーツアクティビティに対応し、GPS計測も備えるなど運動機能も充実しています。バッテリー持ちも最大11日間なので、スマートウォッチ特有の面倒な充電からも解放されます。
普段使いに、健康管理に、運動用にと、どんな場面でも万能に使えるような、スマートアラーム機能付きスマートウォッチを探している人に、非常におすすめです。
Fitbit Sense 2
- Fitbitの高機能スマートウォッチ
- 毎朝すっきり目覚められるスマートアラーム
- 睡眠時の皮膚温の変化を推定できる皮膚温センサー
- ストレスレベルを24時間連続追跡出来るeCEDAセンサー
- マイク・スピーカー搭載しBluetooth通話対応
健康管理機能が充実した、スマートアラーム機能付きスマートウォッチが欲しいという人に、老舗ウェアラブルデバイスメーカーのFitbit(フィットビット)の上位スマートウォッチである「Fitbit Sense 2」がおすすめです。
Fitbit Sense 2の最大の魅力は、Fitbitの最新テクノロジーを搭載し、心身ともに健康管理出来るスマートウォッチである点です。他スマートウォッチではなかなかお目にかかれないcEDA(継続的皮膚電気活動)センサーを搭載し、1日24時間身体反応計測(ストレスレベル計測)が可能である点が大きな特徴。一般的な心拍センサーによるストレスレベル計測よりも、精度の高いストレスマネジメントが可能になっています。ストレス通知を受け取り気分を記録することも出来るため、心もしっかりケアしていきたいという人に頼もしい機種です。また、心身の健康を支える睡眠を分析する機能も非常に充実。睡眠の深さを知れる睡眠ステージや、睡眠の質がわかりやすく表示される睡眠スコアなどの機能も搭載しています。さらに、睡眠時の皮膚温の変化をチェックすることも出来ます。
心身ともに健康管理したい、ストレスマネジメント機能が欲しい、という人に一押しです。
Fitbit Charge 6
- Fitbitのロングセラーモデル
- 24時間違和感なく装着出来るリストバンドタイプ
- スマートアラーム機能付きの高性能睡眠機能
- ストレスマネジメント出来る皮膚電気活動スキャンアプリ
- GPSセンサー搭載でワークアウト計測出来る
睡眠時に邪魔にならない軽量コンパクトな、スマートアラーム機能付きスマートウォッチが欲しいという人に、Fitbit(フィットビット)の人気睡眠トラッカーである「Fitbit Charge 6」がおすすめです。
Fitbit Charge 6の最大の魅力は、睡眠中も含め1日24時間ストレスなく着用出来るリストバンド型スマートウォッチである点です。浅い眠りの時に起こしてくれるスマートアラーム機能や、睡眠の深さがわかる睡眠ステージ、睡眠の質が一目でわかる睡眠スコアなど、充実した睡眠機能を搭載しています。また、EDA(皮膚電気活動)センサーを搭載し、ストレス計測にも対応するなど、睡眠以外の健康管理機能も多彩です。スマートバンド型スマートウォッチとしては珍しく、GPSセンサーを搭載し時計単体でランニング計測ができ、Suicaにも対応しキャッシュレス決済出来るなど、とても高機能です。
ストレスフリーに着用出来る高性能なスマートバンド型スマートウォッチが欲しいという人に、ぴったりです。
Fitbit Inspire 3
- Fitbitの格安トラッカー
- 水や汗で濡れても安心の50m耐水仕様
- 最大10日間使えるロングバッテリー
- 眠りが浅い時に起こしてくれるスマートアラーム
- 睡眠ステージや睡眠スコアを伴う高性能な睡眠機能
睡眠トラッカーとして使えたら十分。という人には、Fitbit(フィットビット)のエントリートラッカーである「Fitbit Inspire 3」がおすすめです。
Fitbit Inspire 3の最大の魅力は、老舗ブランドであるFitbit製睡眠トラッカーが定価1万円台前半で買えるコスパの良さです。エントリーモデルですが、トラッカーとして十分な機能を搭載しています。まず、Fitbit製らしい詳細で精度の高い睡眠計を搭載。そして、スマートアラーム機能を搭載し、朝のすっきりとした目覚めをサポートしてくれます。また、活動量計や、心拍計、血中酸素測定など定番のヘルスケア機能もしっかりと搭載しています。さらに、異常な心拍(高い心拍数/低い心拍数)を記録した時にはアラート通知が届く機能もあり、毎日の健康管理用デバイスとして頼もしい存在です。
主に睡眠トラッカーとして使うなら、コスパがよくおすすめです。
Xiaomi Smart Band 10
- 定価1万円以下で買える超格安トラッカー
- 明るくて見やすい1.72インチAMOLEDディスプレイ
- バッテリー持ち最大21日間
- 高精度センサーで睡眠を高度に分析
- 心拍・血中酸素飽和度・ストレスを24時間モニタリング
出来るだけ安く、スマートアラーム機能付きスマートウォッチが欲しいという人には、コスパの良さが売りの中華メーカー“Xiaomi(シャオミ)”の高コスパスマートバンド型スマートウォッチである「Xiaomi Smart Band 10」がおすすめです。
Xiaomi Smart Band 10の最大の魅力は、定価1万円以下で高性能なスマートバンド型スマートウォッチが手に入るコスパの良さです。高精度センサーを搭載し、睡眠スコアや就寝ルーティン、睡眠時間、睡眠効率など様々な睡眠ポートをチェック出来る高性能な睡眠機能を搭載しています。もちろん、スマートアラームにも対応。また、その他のヘルスケア機能として、心拍数や血中酸素飽和度、ストレスレベルを24時間モニタリング可能。低価格モデルでありながらも、1.72インチ有機ELディスプレイを搭載したり、スタイリッシュなアルミニウム合金製フレームを採用したり、最大21日間のロングバッテリーを搭載したりと、価格からは想像も出来ない高スペックです。
コストパフォーマンスで選ぶなら間違いのないコスパ最強機種です。
スマートアラーム機能付きスマートウォッチのおすすめ全機種のスペック比較表
機種 | Garmin vivoactive6 |
Fitbit Sense2 |
Fitbit Charge6 |
Fitbit Inspire3 |
Xiaomi Smart Band10 |
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画像 | ![]() |
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販売ページ | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon |
発売日 | 2025/4/10 | 2022/9/22 | 2023/10/12 | 2022/9/15 | 2025/6/27 |
価格 | 52,800円 | 32,800円 | 23,800円 | 12,800円 | 6,280円 |
サイズ | 42.2x42.2x10.9mm | 40.5x40.5x11.2mm | 36.73x23.09x11.2mm | 39.37x18.54x11.75mm | 46.57x22.54x10.95mm |
重量 | 23g | 37.64g | 30g | 17.69g | 15.95g |
ベゼル | アルミニウム | アルミニウム | アルミニウム | プラスチック | アルミニウム |
バンド | シリコン | シリコン | シリコン | シリコン | シリコン |
ディスプレイ | AMOLED | AMOLED | AMOLED | AMOLED | AMOLED |
画面解像度 | 390x390 | ? | ? | ? | 212x520 |
防水 | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM |
バッテリー | 11日間 | 6日間 | 7日間 | 10日間 | 21日間 |
対応OS | iOS/Android | iOS/Android | iOS/Android | iOS/Android | iOS/Android |
通知 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
通話 | - | ○ | - | - | - |
GPS | ○ | ○ | ○ | - | - |
心拍計 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
血中酸素 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
心電図 | - | △ (未認可) |
△ (未認可) |
- | - |
睡眠計 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
スマートアラーム | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
音楽再生 | ○ | - | - | - | - |
電子マネー | ○ | ○ | ○ | - | - |
最後に:毎朝すっきり目覚められるスマートアラーム機能付きスマートウォッチを活用してみよう
普通のアラームだと朝なかなか起きれない、起きても頭がぼーっとする、つい二度寝もしてしまうなんて人は、スマートアラームを活用してみるのがおすすめです。スマートアラームは眠りが浅いタイミングを見計らって起こしてくれるため、一般的なアラームよりも気持ちよく朝を迎えることが出来ます。ガーミンやフィットビット、シャオミがスマートアラーム機能付きスマートウォッチを展開しているので、それらの中からお気に入りの一本を見つけて活用してみましょう。