myFirst Fone(マイファーストフォン)の人気S3シリーズに、2025年最新モデルのS3cが新登場。新発売のS3cは、2024年モデルのS3+や2023年モデルのS3とどのような違いがあるのか気になるところ。
今回の記事では、myFirst Fone S3cとS3(S3+)を比較し、S3cとS3(S3+)の共通点や違いを詳しく紹介しています。同じS3シリーズでも、S3とS3+、S3cは何が違うの?どれを選んだら良いの?と迷っているお母さん、お父さんは是非参考に。
目次
myFirst FoneのSシリーズ
myFirst Fone S3(S3+)
myFirst Fone(マイファーストフォン)の人気モデルであるS3シリーズ。2023年に「myFirst Fone S3(マイファーストフォンS3)」が登場し、2024年に「myFirst Fone S3+(マイファーストフォンS3プラス)」が登場。S3はnanoSIMカード差込型に対し、S3+はeSIM内蔵型の違いはあるものの、その他スペックは全く同じ。どちらも、myFirst Fone Sシリーズ(スクエア型デザイン)の中級機に位置するモデルです。
myFirst Fone S3(S3+)の最大の特徴は、価格と機能性のバランスに優れた人気機種である点です。ハイエンドモデルよりも1万円安く、エントリーモデルよりも機能性に優れ、ちょうど良い機種を選びたいという人に人気。デザイン面ではApple Watch風スクエアデザインが好評です。機能面では、横から見ても綺麗な広視野角ISPディスプレイや、子供とのビデオ通話中に周りの様子もわかりやすい広角200万画素カメラ、水遊びでも安心のIPX8相当の防水性能、子供の万が一の心拍異常を通知アラートで教えてくれる心拍数モニターなどを備え、頼もしいキッズスマートウォッチとなっています。
myFirst Fone S3c
myFirst Fone S3c(マイファーストフォンS3c)は、2025年新登場のmyFirst Foneの入門機です。2023年のS3、2024年のS3+の後に登場した2025年最新モデルですが、S3cは価格抑えめでS3(S3+)よりもスペックは基本的にダウングレードしています。機能性を求めるならS3(S3+)、予算重視ならS3cという立ち位置です。
myFirst Fone S3cの最大の特徴は、定価1万円以下で買える通話機能とGPS機能を備えた高コスパキッズスマートウォッチである点です。myFirst Foneの定番機能であるリアルタイムGPS追跡やセーフゾーン、ビデオ通話、チャットなどが定価1万円以下の機種で使えるのでコスパは圧倒的。
myFirst Fone S3(S3+)とS3cの共通点
- おしゃれな「スクエアデザイン」
- 快適に装着出来る「薄型ボディ」
- 見やすい「1.4インチIPSディスプレイ」
- 広く写る「広角200万画素カメラ」
- 最大1500曲保存出来る「音楽プレーヤー」
- 通知にすぐに気づける「バイブレーション」
- 子供が喜ぶ「アニメーション文字盤」
myFirst Fone S3(S3+)とS3cは、myFirst Foneの人気機能である「ビデオ通話」や「チャット」、「グループチャット」などを利用出来、子供との連絡手段として活用出来る点は共通です。また、「リアルタイムGPS追跡」や「セーフゾーン」、「ワンタッチSOS」などの機能を備え、子供の見守りGPSウォッチとして使える点も同じです。
それ以外にも、上記のリストに記載の通り、おしゃれで快適なデザイン性や、ビデオ通話時に広く映る広角カメラを備える点、親からの連絡を見逃さないバイブレーション機能を搭載している点なども共通です。
myFirst Fone S3(S3+)とS3cを比較しての違い
2023年発売のS3と2024年発売のS3+は定価24,800円。一方、2025年発売のS3cは定価9,980円。S3(S3+)とS3cには定価で約1万5千円もの差があり、一体どんな違いがあるのか気になるところ。S3(S3+)とS3cの主な違いは、「カラー展開」、「CPU性能」、「SIMフリー」、「心拍数モニター」、などです。
違い①カラー展開

左:S3(S3+)、右:S3c
myFirst Fone S3(S3+)とS3cの大きな違いの一つ目は、カラー展開です。2025年最新エントリーモデルであるS3cがライトグレーの1色のみに対し、S3(S3+)はスペースブルーとコットンキャンディーの2色展開です。特に、小学生の女の子にはおしゃれで可愛いコットンキャンディーが圧倒的に人気なので、コットンキャンディーが選べるか、選べないかの差は大きいです。
違い②CPU性能
myFirst Fone S3(S3+)とS3cの大きな違いの二つ目は、CPU性能です。S3cは2025年最新モデルですが、S3シリーズのエントリーモデルということで、搭載しているCPUはデュアルコアプロセッサ(2コアCPU)とスペック抑えめ。一方、Sシリーズの中級機に位置するS3(S3+)はS3cの2倍の性能を誇るクアッドコアプロセッサ(4コアCPU)を搭載しています。S3cは若干動作に鈍さを感じますが、S3(S3+)はS3cよりも動作はサクサクと快適です。これから長く使うことを考えると、4コアCPUのS3(S3+)の方が安心です。
違い③SIMフリー
myFirst Fone S3とS3cの大きな違いの三つ目は、SIMフリーです。S3とS3+の違いは、SIMフリーかどうか。S3+はeSIM内蔵型で利用出来るのはmyFirst社製SIMのみ。S3はnanoSIMカード差込型で、付属の専用SIMカードから他社SIMカードへ交換が可能です。一方、S3cもnanoSIMカード差込型ですが、S3と違い元々差し込まれているmyFirst専用SIMカードを取り出すことが出来ない仕様となっているため、SIMフリーではなく、他社SIMの利用は出来ません。基本的に、myFirst Foneと相性の良い専用SIMを利用するのがベストですが、少しでも月額料金を抑えたいなら、SIMフリーのS3を選んでみると良いでしょう。
違い④心拍数モニター
myFirst Fone S3(S3+)とS3cの大きな違いの四つ目は、心拍数モニターです。S3cはSシリーズの入門機であり心拍センサー非搭載です。一方、S3(S3+)は心拍センサーを搭載し、子供の心拍数を測ることが出来ます。保護者が予め設定しておいた心拍数を超えると、保護者にアラート通知が届く仕組みとなっており、子供の体調不良や異常事態にもすぐに気づくことが出来て安心です。
myFirst Fone S3(S3+)とS3cのスペック比較表
機種 | S3+ | S3 | S3c |
---|---|---|---|
画像 | ![]() |
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販売ページ | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
発売日 | 2024年 | 2023年 | 2025年 |
価格 | 24,800円 | 24,800円 | 9,980円 |
デザイン | スクエア型 | スクエア型 | スクエア型 |
カラー展開 | 2色 | 2色 | 1色 |
本体厚み | 14.75mm | 14.75mm | 14.8mm |
手首サイズ | 85-177mm | 85-177mm | ? |
重量 | 55g | 55g | 52.4g |
ディスプレイサイズ | 1.4インチ | 1.4インチ | 1.4インチ |
ディスプレイタイプ | IPS | IPS | IPS |
画像解像度 | ? | ? | ? |
防水性能 | IPX8 | IPX8 | IPX8 |
電池容量 | 650mAh | 650mAh | 650mAh |
OS | Android 8.1 | Android 8.1 | Android 8.1 |
CPU | 4コア | 4コア | 2コア |
メモリ | 1GB | 1GB | 1GB |
ストレージ | 8GB | 8GB | 8GB |
カメラ | 広角200万画素 | 広角200万画素 | 広角200万画素 |
音楽プレーヤー | ○ (1500曲) |
○ (1500曲) |
○ (1500曲) |
SIM | eSIM内蔵 | NanoSIM付属 | NanoSIM付属 |
他社SIM利用 | - | ○ | - |
音声電話 (ダイヤル通話) |
- | ○ | - |
IP電話 | ○ | ○ | ○ |
ビデオ通話 | ○ | ○ | ○ |
チャット | ○ | ○ | ○ |
グループチャット | ○ | ○ | ○ |
magiCode | - | - | - |
リアルタイムGPS追跡 | ○ | ○ | ○ |
セーフゾーン | ○ | ○ | ○ |
ワンタッチSOS機能 | ○ | ○ | ○ |
活動量計 | ○ | ○ | ○ |
心拍数モニター | ○ | ○ | - |
アニメーション文字盤 | ○ | ○ | ○ |
カスタマイズ文字盤 | ○ | ○ | ○ |
カスタマイズアラーム | ○ | ○ | - |
バイブレーション | ○ | ○ | ○ |
クラスモード(マナーモード) | ○ | ○ | ○ |
にほんご(ひらがな)表示 | ○ | ○ | ○ |
myFirst Fone S3(S3+)とS3c、今選ぶならどっちがおすすめ??
長く使うなら、myFirst Fone S3+/S3がおすすめ!!
- myFirst FoneのSシリーズの人気モデル
- 女の子に大人気のコットンキャンディーを含む2色展開
- デュアルコアの2倍の性能を誇るクアッドコアプロセッサ
- 心拍数モニターで子供の健康状態も把握出来る
- eSIM内蔵型のS3+か、SIMフリーのS3か、選べる
myFirst FoneのおしゃれなS(スクエア)シリーズのキッズスマートウォッチを選ぶなら、中級機のS3(S3+)か、入門機のS3cか悩むところですが、今選ぶならS3(S3+)がおすすめです。特に、アプリで簡単スピーディーに開通手続き出来るeSIM内蔵型のS3+(2024年モデル)がおすすめ。
myFirst Fone S3(S3+)の最大の魅力は、定価2万円台でおしゃれで機能的なキッズスマートウォッチが手に入るところです。同じSシリーズのハイエンドモデルよりも1万円安く買えて、デザイン性も機能性も十分と、ベストバランスの機種です。機能面では、入門機種よりも2倍の性能を誇るクアッドコアプロセッサ(4コアCPU)による安定性の高い動作が魅力的。また、入門機にはない心拍数センサーを備え、子供の異常な心拍数にもいち早く気づける点も魅力的です。
斜めからも綺麗に見える1.4インチIPSディスプレイに、広く映る広角200万画素カメラに、水遊びでも安心のIPX8相当の防水性能にと、機能性十分。今選ぶなら、S3+(又はS3)が一押しです。
eSIM内蔵型のS3+(2024年モデル)
SIMフリーのS3(2023年モデル)
出来るだけ安く買いたいなら、myFirst Fone S3cがおすすめ!!
- myFirst Fone Sシリーズの2025年最新入門機
- 定価1万円以下で買える高コスパモデル
- おしゃれなスクエアデザイン
- 見やすい1.4インチIPSディスプレイ
- ビデオ通話に使いやすい広角200万画素カメラ
通話機能や見守り機能を備えたmyFirst Foneシリーズのキッズスマートウォッチを出来るだけ安く買いたいなら、2025年新登場のSシリーズエントリーモデルである「myFirst Fone S3c」がおすすめです。
myFirst Fone S3cの最大の魅力は、同じS3シリーズのS3(S3+)よりも約1万5千円も安く買える圧倒的なコストパフォーマンスの高さです。S3(S3+)のダウングレードモデルなので当然スペックは抑えめ。それでも、おしゃれなスクエアデザインを採用し、快適な装着出来る薄型ボディで、程よい大きさで見やすく操作もしやすい1.4インチIPSディスプレイを搭載し、子供の自撮りをサポートする広角200万画素カメラを配備し、水遊びでも安心できるIPX8相当の防水性能を備えるなど、必要最低限のスペックは確保しています。
ひとまずキッズスマートウォッチを試してみたい、短い期間しか使う予定がないという場合に、S3cは最高の選択肢となるはずです。
S3シリーズのS3(S3+)か、S3cを試してみよう!
myFirst Foneシリーズの人気シリーズであるS3シリーズ。S3シリーズは、2023年発売のS3、2024年発売のS3+、2025年発売のS3cの3種類。S3とS3+はnanoSIMカード差込型か、eSIM内蔵型かの違いはあるものの、基本的に同価格、同スペック。S3cはS3(S3+)よりもスペックは劣るものの、低価格で買えるのが魅力。基本的に長く使うなら性能の優れたS3(S3+)が、安く買うならS3cがおすすめ。是非、子供の見守りアイテムや連絡手段ツールとして、S3(S3+)かS3cを活用してみましょう。